よくある質問(小児歯科) faq-kids
よくある質問(小児歯科)
- Q何歳から診てもらえますか?
- A
0歳さんから受診しています。歯が生える前でも、口内炎やケガをしてしまうこともありますのでご相談ください。予防が一番大切です。下の歯が見えてきたら一度来院して下さいね。お子さんも保護者の方も早く歯科医院に慣れるほうが後がラクです。
- Qフッ素塗布はしてもらえますか?
- A
行っています。当院は保険診療の虫歯の検診に含めており、別途料金は設定しておりません。
- Q検診の間隔はどのくらいが良いのですか?
- A
当院では初診時に、RDテストという簡易的な唾液検査を無料で行っており、その結果に基づいて間隔を決めています。1~3か月ごとが平均です。
- Q全然、歯を磨かせてくれません。虫歯もあるようですが治療できそうにありません。どうしたら良いですか?
- A
小児はちいさい大人ではありませんので、然るべき対応が必要です。年齢にもよりますが、まずは来院してお口の中をみせてください。3歳未満のお子さんは食事ができないなどの緊急性がある場合は抑制具を使用して治療する場合があります。4歳以上の場合には緊急性が高くなければ、トレーニングに通ってもらい仲良くなってから治療に介入することを目標にしています。なるべく抑制具は使わない治療を行いたいですよね。
- Qトレーニングとは具体的にどのようなことをしますか?
- A
週に1回くらいのペースで通院してもらいます(あまり間隔があいてしまうと、子供さんは忘れてしまいますので。。。)。ユニットに一人で座ることから始めます。歯ブラシをしたり、治療に使う器具をみせたり、器械を使用したりすることを段階を踏んで教え、慣れていってもらいます。4回くらい(一週間に一回で一か月くらいの期間です)を限度として行います。こちらの意図をくみ取ってくれるようになりコミュニケーションがとれるようになったら治療介入しますが、残念ながら難しい場合には応急処置、予防処置を行いながら1か月ごとの来院を促していきます。途中で痛みがでたり、食事に支障をきたすような状態であれば保護者の方と相談の上、抑制具を使用するかどうか判断をします。お子さんの成長は早いので、1か月くらい期間を置くと、急に治療をする気になってくれる場合もたくさんあります。予防しながら成長を待つことも大切です。ただし、永久歯の場合はのんびり待ってはいられませんので、小学校に入る前に歯医者さんと仲良くなってください。
- Qシーラント予防は必要ですか?
- A
奥歯の溝をあらかじめ、浅くしておくのがシーラント予防処置です。乳臼歯や生えたばかりの永久歯(大臼歯)の溝は深いため、歯を削らずに行う処置(痛みを伴う治療ではありません)ですので、しておくことをお勧めします。ただ萌出してからしばらく経過した歯は歯質も成熟し、溝も徐々にすり減って浅くなっていく場合もありますので、年齢やリスクに応じて対処が変わりますので、ご相談ください。
- Q何歳くらいまで歯科検診を受けた方が良いですか?
- A
人生100年時代ですので、ライフステージに合わせて生涯受診して下さい。というのが理想です。小児期に関しては親知らずをのぞくと、一番奥の7番目の歯(第二大臼歯)が生えてくるのが12歳ごろです。萌出してから1年半くらいが最も虫歯になりやすいので中学生くらいまでは定期的に受診したほうが健口でいられると思います。学年が上がると、部活動や習い事、塾などで忙しくなっていきますので、春、夏、冬休みなどの長期休暇を利用して受診すると、年に3回は検診を受けることになりますので、目安にしてみるといいですね。
- Q歯磨き剤を嫌がります。使ってくれません。フッ素は歯医者さんだけでいいですか?
- A
歯科医院とご家庭でもフッ素のハイブリッドが効果があります。高濃度のフッ素をリスクに合わせた間隔で歯科医院で(クリーニングと一緒に)、毎日ご家庭でフッ化物洗口剤やフッ素入り歯磨き剤で使用することが効果的です。いろんな味やテクスチャーのものがありますので、お子さんが好きなものを探すのも楽しいですよ。歯科医院でご相談ください。
- Q子供の歯に茶渋がつきます。とってもらえますか?
- A
歯磨き剤を使用していない場合や、口呼吸が著明な場合等、乳歯でもステインが目立つ場合があります。器械・器具を用いなくても取れる場合があります。きれいにしたうえでフッ素塗布をするほうが予防効果も高いですし、虫歯を見逃さずにすみます。年齢問わずご相談ください。
- Q歯ブラシをしようとしても、ものすごく暴れて泣きます。それでも歯医者さんに予防に行った方がよいですか?
- A
YES!お家で上手くできないからこそ、プロに磨いてもらって予防しましょう。お子さんは泣くのが仕事です。泣いても暴れても治療ではありませんので、きちんとできなくても良いのです。たくさんお仕事しに来てください。待合室を飛び回って逃走していた暴れん坊さんが、いつのまにか上手にできるようになって、スタッフと笑顔でおしゃべりしている子たちがたくさんいます。心配せずに来てください。